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ホームページがない会社に共通する不要な理由と4つのデメリット
ホームページを作ろうか迷っているけど、今の時代、ホームページがない会社があるのはなぜ?
持たない理由と持たないことのデメリットは何?
ほとんどの人がスマートフォンを持ち、インターネットにつながっている現代でも、ホームページがない企業は一定数あります。田舎に行けばまだまだ多い印象ですね。
なぜホームページを持たないのか、そして持たないことで受けてしまうデメリットを紹介します。
ホームページがない会社に共通する不要な理由
ホームページを制作したり、WEBマーケティングのコンサルティングをしている私が言うのはおかしいかもしれませんが、すべての企業にホームページは必要だとは思っていません。
ただし、必要ないのは『今だけ』という時限付きで考えていただければと思います。
ホームページを持たない会社が不要だと思う理由はこちらです。
費用が払えない・効果あるか不安・コストを押さえたい
ホームページに関するインターネットのことは自分自身が知識がなく、相場もわからない、よく知らないからいくらかかるかも想像つかないから不安。そう思う人が大半だと思います。
ホームページはピンきりと言われることが多いため、制作費用が100万円かかると言われたら払えないし、毎月数万円かかると言われたら維持できない、と思われている人が多いと感じます。
今は0円で自分で作れる時代となりました。
また、フリーランスも増え、もちろんピンきりには変わりませんが昔よりも選択肢は多くなっています。インターネットに詳しそうな知り合い何人かに聞いてみるだけで費用面の不安は無くなると思いますよ。
SNSで十分
現代は、ホームページよりもSNS(ソーシャルメディア)でユーザーに見つけてもらえる時代になりました。
ブログよりもLINE、Twitter、YOUTUBE、Instagram、FacebookなどのSNSをみて購買につながったという調査もでています。
また、来店型のビジネスではGoogleMapで情報を発信できるGoogleMyBusinessも有効な手段です。
SNSとGMBをしっかりと活用できれば正直に言うとホームページは不要とも言えますね。
また、ホームページが必要ないと思える状況の企業もあります。
たとえば、
・地域密着の営業活動をベースにしていてお客様と面と向かった商売をしている。
・知人やお客さんからの紹介によって、じゅうぶん集客ができている。
・人通りの多い立地なので集客には困らない。
・チラシを配布したり、近所でタウン情報誌の広告スペースで集客できるビジネスである。
・名刺交換、チラシ配布、電話営業、飛び込み営業、接待といったアナログな手法だけでしか仕事が取れない。
・サービスの手法や内容の価値が高すぎ、インターネットに掲載すると同業者に真似される可能性がある。
・一般消費財やコモディティ化した商品サービスで競合との差別化が難しい場合。
と、十分にお客様が来店していたり、そもそも立地的な優位性で選ばれる業種、また、訪問販売やチラシなどのほうが効果がある業種業態はホームページが必要ではありません。
しかし、これからはさらにインターネット化が加速していくと言われています。
多くの人だけでなくモノまで、すべての情報がインターネット化されていくことも理解する必要があります。
ホームページがない企業のデメリット
ホームページを持たないデメリットは正直言ってあります。
ホームページに関わる仕事をしている会社だからポジショントークと思われるかもしれませんがそれでも聞いてください。
もちろんホームページは不要だと主張する人の意見も聞いて道を選んでくださいね。
採用に弱くなる
SNSやGMBだけの運用をしていても一般消費者向けには情報を発信できても企業で働く人には必要な情報が届けにくくなります。インターネットが当たり前の世代はインターネット上で企業の情報をしっかりと調べます。
求人票だけで応募することはほとんどないと考えたほうが良いです。
となると、インターネットで会社名で調べたとき、仕事の内容、取り扱う商材、代表者の想いや一緒に働くスタッフの顔、先輩社員の声、働く場所の情報などが公開されていないと不安になります。
たくさんの情報を発信している企業に優秀な人材が流れてしまう可能性がありますね。
人件費がかさむ
ホームページで問い合わせ設置する際に、よくある質問などのコーナーを設置すると事前に問題を解決することができます。
それは電話対応などの工数を減らすことに繋がります。
逆を言うとホームページがないとお問い合わせを電話かチャットで対応しなければならず、リアルタイムの対応が迫られます。
ホームページでは詳細に商品説明をすることができます。
興味を持ってもらった人に対面や電話で説明するのには人件費がかかりますが、ホームページに商品説明ページを設置することで読んでもらうことで説明する工数を省くことができます。
プラットフォーマーの消滅
SNSの運用だけを頑張っていけばいいとはいえない現実もあります。
それは、SNSはいつか新しいSNSに置き換わる可能性があるということ。
スマートフォンと同時くらいにFacebookが一気に広がりました。
しかし今では、若い世代はFacebookのアカウントを持っておらず、InstagramやTikTokなどの画像や動画の共有サービスを中心に利用しています。
時代の流れとユーザーの興味関心の変化によってSNSも日々進化を続けアップデートを重ねていますが、サービスリリースから10年も経てば時代を彩る新たなSNSが生まれてくる可能性は否定できません。
そして、SNSで獲得したフォロワーはあくまでもSNS上でのフォロワーです。
サービスが急に停止したり、開設していたアカウントが凍結なんてことになった場合、フォロワーとの関係性が一気に遮断されてしまう危険性があります。
一つのプラットフォームに依存してしまうというリスクは決して小さいものではないことは頭の片隅にでも入れていてほしいです。
インターネット上に店舗がない
ホームページを持っている企業はインターネット上に仮想の会社・店舗があるといえます。
ホームページがないと社名やサービス名で検索されても訪問してもらう店舗がありません。
ホームページがある=安心、信用があると認識する人も一定数いるためその人はお客さんにならない可能性があります。
また、ネットバンクやインターネット広告などの有益なサービスで会社登録する際にもホームページのURLが求められる場合があります。
ホームページで地域外の取引先に会社の存在を示すためにインターネット上の会社が必要なときがあります。
ホームページの判断は戦略的に
いかがでしたでしょう。今回は、ホームページがない会社に共通する不要な理由とデメリットについて紹介しました。
SNSやインターネットのサービスに依存し過ぎないためにも、コストを押さえて作れるホームページもありますので専門家から教えてもらって知識をしっかりつけてホームページを持つ持たないの判断をしていただければと思います。
今回は以上です。
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